韓国　けさのニュース（５月２１日）

◇北朝鮮の態度硬化に苦心のトランプ氏　文氏に助言求める　北朝鮮が突然態度を硬化させたことで、６月１２日に米朝（朝米）首脳会談を控えるトランプ米大統領は焦りを募らせている。ホワイトハウス内では北朝鮮に対する不信感が再燃し、会談の成果に対する懐疑論が持ち上がっているもようだ。米紙ワシントンポストは２０日（現地時間）、米政府高官の話としてトランプ大統領が韓国の文在寅（ムン・ジェイン）大統領と１９日夜に電話会談を行い、北朝鮮が強硬な態度に転じた背景などをどのように受け止めるべきか、文大統領にアドバイスを求めたと報じた。　◇ＬＧグループ具本茂会長が７３歳で死去　４世経営本格化へ 　韓国ＬＧグループを２３年間率いてきた具本茂（ク・ボンム）会長が２０日午前、死去した。７３歳だった。同グループによると、故人はこの日午前９時５２分ごろ、家族にみとられて息を引き取った。グループ創業者の孫であり、具滋ギョン（ク・ジャギョン）名誉会長の長男である故人は「ＬＧ創業家３世」として１９９５年からグループを率いた。ＬＧグループは今後、一人息子でＬＧ電子常務の具光謨（ク・グァンモ、４０）氏が率いることになる。◇きょう「成年の日」　６１万人が成人に　政府の統計によると、１９９９年生まれの約６１万人が今年成人（満１９歳）を迎える。成人の人口は２０１６年の約６７万人、１７年の約６３万人から年々減少傾向にある。女性家族部は２１日午後、ソウル市内で記念式典を開催する予定だ。◇「カカオトーク」一時不通に　現在は復旧　　メッセージアプリ「カカオトーク」で、２１日午前０時から２８分間メッセージの送受信ができない状況が発生した。同アプリを運営するカカオは「すぐに対応して現在は正常化した状態だ」とし、「ご不便をおかけした皆さまにおわびする」と伝えた。◇社会の意思決定は「外部圧力」に左右　韓国意識調査　　韓国保健社会研究院の報告書によると、成人３８３９人を対象に昨年行った調査の結果、韓国社会では意思決定が外部からの圧力や特定集団の利益によって左右されるという国民の認識が依然として強いことが明らかになった。報告書は「社会が腐敗し、分配結果やプロセスが公正でないと感じる時に社会統合について否定的に認識するため、公正性確保のための努力が必要だ」と指摘した。