昨年はコリアセールフェスタをPRするため、ソウル中心部の光化門広場に広報館が設置された(資料写真)=(聯合ニュース)
昨年はコリアセールフェスタをPRするため、ソウル中心部の光化門広場に広報館が設置された(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】9月末の開催を予定する韓国最大のショッピング観光イベント「コリアセールフェスタ」の開催期間が、今年は2週間程度に短縮される見通しだ。産業通商資源部は20日、大韓商工会議所など関係機関や産業界の関係者とコリアセールフェスタ推進について話し合い、これを踏まえ、関係官庁と合同で今年の方向性を確定する計画だ。 コリアセールフェスタは、米国の11月の大型セール「ブラックフライデー」の「韓国版」と銘打って2016年と17年に開催された。産業通商資源部と大韓商工会議所は前2回の成果と問題点の点検を終えており、この日の会合ではイベントの効果と参加を拡大するための方策を話し合う予定だ。 開催期間はこれまで1カ月だったが、今年は秋夕(中秋節)連休後の2週間程度に短縮し、集中度を高めることを検討する。製造業の積極的な参加を促し、割引率が大きい目玉アイテムを準備する必要があるとの意見もある。米国のブラックフライデーと比べ、消費者の関心を引くような商品が少なく、割引率も小さいと指摘されるため。 イベントの知名度を上げ、セールのムードを盛り上げるため、開幕式を催すなどのPR戦略も話し合われる見通しだ。伝統的な市場や中小・中堅企業の参加も重要な課題となる。
Copyright 2018(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0