国連事務次長、北朝鮮訪問後に深い懸念…(提供:news1)
国連事務次長、北朝鮮訪問後に深い懸念…(提供:news1)
7年ぶりに北朝鮮を訪問した国連事務次長が訪朝結果を報告しながら、対北交渉と北朝鮮の核廃棄の展望について深い懸念を示したことがわかった。

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 14日、ブルームバーグ通信は最近帰国したジェフリー・フェルトマン事務次長から訪朝内容について説明を受けた安全保障理事会内の欧州大使の言葉を引用し、このように伝えた。

 フェルトマン事務次長の報告によると、北朝鮮の関係者は「今は交渉に適した時期ではない」と信じているという。特に、金正恩(キム・ジョンウン)政権は完全な抑止力を達成するまで、核開発を持続する計画だとフェルトマン事務次長が言及したと伝えられた。

 今は対話を望まず、当分の間は核開発を止めないという北朝鮮側の主張はフェルトマン事務次長に心配をもたらしたものと見られる。フェルトマン事務次長は国連が主導する「対北対話の枠組み」を作ろうとするアントニオ・グテレス事務総長の構想により5~9日、平壌を訪問した。

 事務次長の報道官は、フェルトマン事務次長が「安保理のメンバーらに朝鮮半島の状況と関連した彼の深い懸念を伝えた」とし「この問題に関して北朝鮮政権の異なる評価があった」と述べた

 実際にフェルトマン事務次長は去る12日、安保理に今回の訪朝結果を報告しながら、自分と北朝鮮側の議論がどんな影響をもたらすのか不確実だという意思を示した。

 彼は「私の考えではわれわれが扉を少し開いておいたと思う」とし「交渉を通じた解決策へと向かう扉が開かれることを強く希望する」と強調した。


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